120.鬼怒川温泉でしっとり肌。土産もしっとり田吾作まんじゅうだ。

田吾作まんじゅう

 此れまで日本各地、数多くの温泉地を訪れているが、鬼怒川温泉郷は好きな湯場のひとつに挙げられる。
 2年前よりJR線と東武特急が直通運転となり、日光鬼怒川に行くのも渋谷、新宿から手軽に行けるようになった。鬼怒川温泉駅前の桜並木公園もこれから満開になる頃だろう。
 また、龍王峡あたりは緑が色濃くなる頃で、ハイキングも良い。4月は桜だけでなく、水芭蕉やリンドウも咲き始めるし、舟でのライン下りも始まる時期だ。温泉駅前の乗船場から下流の大瀞港までの約6キロ、時間にして40分程の川下りは、愛嬌たっぷりの船頭さんの案内で大いに楽しませてくれるのだ。途中、水しぶきを浴びながら眺める鬼怒川渓谷の絶景は必見だ。
 早めに着いて、たっぷりと観光や自然を堪能したら、後は心行くまで温泉に浸かり美味しい食事を愉しむ。此れ、極上の休日の過ごし方である。
 そして温泉に行くと必ず買って帰るのが、温泉まんじゅうだ。鬼怒川温泉と云えば「田吾作」まんじゅうである。温泉場で湯気をあげながら蒸かしている出来立てのまんじゅうは皮がしっとりとして、何処のまんじゅうも大抵は美味しいと思う。其の中でも「田吾作」まんじゅうは、土産に買って帰り家で食べても、しっとり、もっちり感が変わらないのである。
 此の「田吾作」を造っているのは、鬼怒川に3軒、塩原、草津などで十数軒も温泉宿を展開している「ホテルニューおおるり」のグループだ。格安の値段で泊まれて、のんびりと露天風呂に入り、日頃の疲れを癒す。思い切り鬼怒川を楽しんだら迷わず「田吾作」まんじゅうを土産に買って帰ろう。
ホテルニューおおるり 栃木県日光鬼怒川温泉滝37
0288-76-1001